オールアバウトは8月30日、金融サービス事業に参入することを発表した。100%子会社としてオールアバウトフィナンシャルサービスを設立して、9月から事業を開始する。
オールアバウトフィナンシャルサービスは、証券仲介業や生損保代理業などの金融サービス業を手がける。加えて、独立系ファイナンシャルプランナー(IFA)を介した、投資信託や保険などの金融商品の購買代理サービスも提供する。なお、提携する証券会社や投資信託会社、生損保会社について、オールアバウトは「現在、検討を進めている」としている。
同社では3年後にIFA300人体制の構築を目指すとしている。8月30日からウェブでIFAの募集を始めた。IFAに対しては、(1)ネットを経由しての顧客獲得機会の提供(2)投資信託や生損保などの金融商品をラインアップして提供(3)コンサルティング能力向上のための教育研修の提供――などの内容で支援していく。
金融サービス事業に参入する背景についてオールアバウトは、「米国でIFAに金融商品購買代理の市場が形成されていることや日本でも各種金融商品に対する関心が高まっていることを受けた」と話している。また、「All Aboutで金融商品に関する情報を提供しているが、ユーザーからは、実際の商品購入についても要望があった。そういった要望を受けて、金融商品の購買代理のサービスを始めた方がユーザーへのサービスにつながるという判断をした」とも説明している。
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