一方のIntelは、パフォーマンスを向上させながら消費電力を抑えたデュアルプロセッササーバ用の「Xeon 5100」シリーズ(開発コード:Woodcrest)で反撃に出ている。もっとも、同社が4プロセッサマシン向けにリリースする予定のXeonプロセッサ「Tulsa(開発コード)」は消費電力の大きいNetBurstアーキテクチャに基づく製品となっており、反撃の道のりはまだまだ長そうである。
IBMのBladeCenterサーバ担当国際プロダクトマネジャーScott Tease氏は、「IntelはWoodcrestで驚くべき仕事をやり遂げた」と述べたうえで、「AMDの活躍があったからこそ、Intelに競争心が戻ったのだろう」とも付け加えている。
AMDのRev Fプロセッサでは、メモリの高速化が図られているほか、仮想化技術が追加されている。Rev Fチップはさらに、おそらく「Rev G」という名で2007年に登場する後継の4コアモデルにも対応した1207ピンの新しいソケットを採用する。
Tease氏は、IBMの新しいサーバに関する情報の一部を明らかにした。System x3655を除くほかの製品は2006年第3四半期に発売される。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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