ソニーは7月13日、DVDとHDD、VHS一体型のデジタルハイビジョンチューナー内蔵レコーダー「スゴ録 RDZ-D60V」を、8月18日より発売すると発表した。
RDZ-D60Vは、DVDと250GバイトのHDDに加えてVHSも搭載した3in1タイプのレコーダーだ。地上・BS・110度CSデジタルおよび地上アナログチューナーを内蔵するほか、ハイビジョン対応テレビとケーブル1本で接続できるHDMI出力端子、DV方式のビデオやデジタルハイビジョン「ハンディカム(HDR-FX1、HDR-HC1、HDR-HC3)」に対応したHDV1080i端子も備えている。
HDDとDVDに関しては、地上・BS・110度CSデジタル放送および地上アナログ放送の電子番組表が利用可能。スポーツ中継の延長で予約番組の開始が遅れる場合、デジタル放送は時間変更に自動で対応し、アナログ放送では録画延長時間を指定することができる。また、毎週や毎日といった予約番組の放送時間が拡大した際にHDDへの録画終了時刻を自動延長したり、ジャンル別検索が行えるのも便利だ。
HDDとDVD、VHSのメディア間ではそれぞれ双方向ダビングが可能。録画したコピーワンス放送をHDDからCPRM対応のDVD-RW/-R(VRモード)に移動することもできる。そのほか、電源オフの状態から約1秒で電子番組表や予約リストを表示したり、HDDでの録画や再生が行える「高速起動モード」も特徴といえる。
なお、希望小売価格はオープンだが、同社によると市場想定価格は13万円前後になるという。
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