シャープは7月5日、NTTの赤外線ワイヤレス音声伝送技術に準拠した送信ICおよび受信デバイスを発売すると発表した。
この赤外線ワイヤレス音声伝送デバイスは送信IC「GP2WVC01MP0F」と受信デバイス「GP2WVR01YP0F」で構成されており、携帯電話などモバイル機器のワイヤレスイヤホンとして利用することができるというもの。
ボタン電池1個で約4週間の連続使用ができ、高さ2.5mm×幅8.0mm×奥行き3.0mmという小型軽量なイヤホン搭載型の受信デバイスが特長。これにより、ワンセグの普及などで需要増加が見込まれる、小型軽量で低消費電力のワイヤレスイヤホンの商品化に貢献すると期待されている。
赤外線ワイヤレス音声伝送デバイスは7月28日から月産台数各20万台規模での量産が予定されており、送信ICであるGP2WVC01MP0Fのサンプル価格が800円、受信デバイスであるGP2WVR01YP0Fのサンプル価格は650円と発表されている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス