ソニー「ウォークマン NW-E005」&カナル型ヘッドフォン「MDR-EX90SL」の極上お出かけ音楽スタイル - (page 4)

ソニー
NW-E005
内容:ソニー「ウォークマン」ブランドの中でも、コンパクトサイズで人気を獲得しているEシリーズの新モデル。メタリックカラーが人気の本シリーズだが、今回はソニースタイル限定色のシルバーとカナル型ヘッドフォンのフラッグシップモデル「MDR-EX90SL」という組み合わせでレビューをお届けする。

カナル型ヘッドフォンのフラッグシップ「EX90SL」と組み合わせる

 ソニースタイル限定モデルでは、ヘッドフォンが付属しないので、自分で好みのヘッドフォンを選択することになる。今回は、ソニーのスタジオモニター用のヘッドフォンで培った技術を投入したカナル型のヘッドフォン「MDR-EX90SL」で組み合わせた。

  • 今回組み合わせて試聴したのはカナル型ヘッドフォンの「MDR-EX90SL」(価格:1万2390円)。クリアな音質が魅力だ

 インナーイヤー型では、ソニー最高ランクのヘッドフォンとなり、イヤーピース部分の角度を人の外耳道の向きに合わせた独自形状により、今までカナル型では難しかった13.5?の大口径のドライバーユニットを採用。迫力ある音声を再現する。

 音質ははっきりとクリアで鮮明な印象。それぞれの楽器が明確に分離して聞こえてくる。緩急もしっかりつけられており、きびきびとしたメリハリのあるサウンドを楽しめた。ベースやドラムなどの低音もしっかり表現され、かなり高レベルの仕上がりだ。

  • ヘッドフォンの内部構造。イヤーピース部を独立に配置することでカナル型ながら大口径のドライバーユニットを採用する

 ただし、カナル型ながら若干音漏れが気になる。電車などでは音量レベルを10程度に下げないと、周りが気になる。音量を12〜13程度にあげるとなると音が漏れてくるのだ。電車が走行中なら問題ないだろうが、停車している時は。間違い無く周囲の人は何の曲を聴いているかが分かるくらいに漏れる。だが、独特の形状で完全なカナル型ではないことで、逆に周囲の音も聞こえてくるため、電車内のアナウンスも聞き逃さなかった。ジョギングや歩いているときにはこのくらいがちょうどいいのかもしれない。

USBコネクタ搭載でわずらわしい操作を軽減

 旧モデルよりもコンパクトなサイズを実現。しかもUSBコネクタを搭載しているため、曲を転送するときの煩わしさが軽減された。音質もメモリーオーディオプレイヤーの中でも大健闘している。2Gバイトと大容量でありながら、この価格帯に押さえたのは大満足だ。他の人と同じものはイヤだというような人はもちろん、コンパクトなメモリーオーディオが欲しいという人にオススメしたい製品だ。

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