Dellは米国時間4月18日、ゲーム好きな人々の心をとらえる、派手なボディカラーのノートPCを新たに発表した。
新製品「XPS M1710」は、高い処理能力を求められるゲームで遊んでいる間も、安定した動作が可能な性能を備えたマシンで、Intelのデュアルプロセッサ「Core Duo」およびNvidiaのグラフィックチップ「GeForce Go 7900 GTX」を搭載している。XPS M170に先行する「M170」は、Intelのシングルコアプロセッサ「Pentium M」を採用していた。
新たなノートPCの外観はXPS M170とあまり変わらないが、黒系と赤系の色が選べるようになっている。赤系の「Special Edition Formula Red」は黒系の「Metallic Black」より高価で、高速なプロセッサを積んでおり、グラフィックプロセッサ専用のメモリも512MB用意されている。
ここ数四半期の間、DellはXPSラインを投入して、ゲーム市場への取り組みを強化してきた。ゲーム愛好者は、一般的なPCユーザーが必要とするものより高性能なシステムに資金をつぎ込むことが多く、高い売り上げの見込める理想的な顧客層だ。Dellは先頃、ゲーム分野における自社の存在感を高めるためにゲーム専門PCベンダーのAlienwareを買収するという、あまり一般的ではない戦略を進めて、同分野への投資を拡大したばかりだ。
2600ドルのMetallic Blackモデルは、Intelの「Core Duo T2400」を採用し、1GBのDDR2メモリおよび60GBのハードドライブを搭載する。一方、Formula Redモデルは、米国とカナダでのみ発売される予定だ。Intelの「T2500」プロセッサと80GBのハードドライブを積んでおり、価格は3400ドル。どちらもOSとしてMicrosoftの「Windows Media Center Edition」を稼働する。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。 海外CNET Networksの記事へ
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