NECは4月11日、個人向けパソコン「VALUESTAR」および「LaVie」の新製品7タイプ26モデルを商品化し、発売を開始した。
新製品は全モデルに「ぱそ楽ねっと」を搭載する。これはデスクトップ右側に、ユーザーの嗜好に合ったBIGLOBEの各種サービスやコンテンツへ接続できるメニューバーを表示するというもの。初心者でも簡単に各種サービスが利用でき、有料サービスを購入する際の決済も簡単になる。また、OSに「Windows XP Media Center Edition 2005 operating system 日本語版」を採用したモデルが13モデルに拡大したほか、新たにFeliCaポート搭載モデルもラインアップされた。
デスクトップパソコンは「VALUESTAR W」「VALUESTAR R」「VALUESTAR X」「VALUESTAR L(スタンダードタイプおよびスリムタイプ)」の4シリーズ15モデル。VALUESTAR L スリムタイプは、本体容積をスタンダードタイプに比べて約47%減の約7.9リットル、横幅66mmにしたスリムモデルだ。
地上、BS、110度CSデジタル放送をハイビジョンで視聴・録画できるモデルを拡充し、5モデルがデジタル放送対応機となった。VALUESTAR XとVALUESTAR L スタンダードタイプには20型ワイド液晶モデルがあり、このモデルでは電源投入後約2秒でデジタル放送が視聴できる「ぱっと観テレビ」機能が搭載されている。
ノートパソコンは「LaVie T」「LaVie L(アドバンストタイプおよびベーシックタイプ)」「LaVie A」の3シリーズ11モデル。無線LANを通じてテレビ映像を配信する機能と、その外付けユニット「Air TV」を標準添付したモデルが追加され、ワイヤレスでテレビ視聴が楽しめるようになった。
ノート、デスクトップともにスペックのカスタマイズができるウェブ直販モデルも用意された。なお、今回発表のモデルはすべて次期OS「Windows Vista」を動作させるハードウェア動作環境を満たす「Windows Vista Capable PC」となっている。
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