アルプス社、地図とデータを一体化したエリアマーケティング向けツール

 アルプス社(本社・名古屋市、井手健一郎社長)は、エリアマーケティングを手軽に行うことができる「ProAtlas Smart Marketing Powered by MapInfo」を、ソフトバンクBB(孫正義社長)を通じて4月15日から販売開始した。価格はオープンプライス。

 「ProAtlas Smart Marketing Powered by MapInfo」は、手持ちの顧客情報を同社の電子地図上にビジュアライズすることで、顧客管理を始め市場規模の把握・分析など、複雑に絡み合ったビジネスの課題を明確にし、意思決定を支援するエリアマーケティング向けのパワーツール。3209項目にもおよぶ「東洋経済地域経済データ」も収録している。

 地図とデータをあらかじめ一体化したパッケージとしつつ、想定販売価格は20万円を切る水準と、従来のエリアマーケティングソフトに比べ、高いコストパフォーマンスを実現し、導入が容易となっている。

 主な機能は、

  1. 顧客リストなどの住所が入ったリストをピンポイントで地図上に表示
  2. 顧客の数や売上額などの数値を、市区町村などの単位で空間的に集計して地図に表示
  3. 人口や小売の販売額などの統計データを地図に表示
  4. 取込んだデータと統計データの項目ごとの相関性を算出し、因果関係の強い統計指標を抽出
  5. 表示した地図や表などを利用してレポートを作成し、印刷

――など。

 同社では、従来の分析手法に飽き足りないマーケティング担当者や営業マネージャーに対し、エリアマーケティングという別視点からのコンセプトを提供していく方針。

アルプス社
ソフトバンクBB
「ProAtlas Smart Marketing Powered by MapInfo」

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