セキュリティ研究者のDavid Litchfieldは米国時間1月25日、Oracleのソフトウェアにパッチ未公開の脆弱性が存在するとして、その情報を一部公開した。この脆弱性は、「Oracle Internet Application Server」「Oracle Application Server」「Oracle HTTP Server」内のコンーポーネントである「PLSQL Gateway」に存在すると、同氏はメーリングリスト「BugTraq」に宛てた電子メールのなかで述べている。英国に本拠を置くNext Generation Security Softwareの共同創立者でもあるLitchfieldは、Oracleに対してもっとも辛らつな批評をする人物でもある。
Litchfieldの電子メールによると、攻撃者は同脆弱性を利用して、ウェブサーバ経由でデータベースサーバに侵入し、管理者レベルのアクセス権限を手に入れられるという。同氏は、Oracleユーザーが攻撃から身を守れるように、問題に対する回避策を提示している。同氏は同脆弱性について10月26日にOracleに報告している。同氏は、Oracleによる先日の定例パッチリリースに同脆弱性の修正パッチが含まれることを期待していたが、「Oracleは対応しなかった」と述べている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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