ウィルコムは、OSにWindows Mobile 5.0日本語版を採用したシャープ製のPHS端末「W-ZERO3」に新色を追加する。発売は3月中旬の予定だ。性能などは2005年12月に発売されたものと変わらないといい、値段も同価格になるものと見られる。
新色は銀色の「シャンパンシルバー」(写真)。「黒だと指紋がつくのが気になるという人が多かったので、それに応えた」とウィルコムコンシューマ営業本部常務執行役員の土橋匡氏は話す。
W-ZERO3は12月14日に発売されたが、それ以前から予約が殺到しており、一部の量販店では行列ができたほどだ(関連記事)。あまりの人気に生産が追いつかず、ウィルコムのオンラインストア「ウィルコムストア」でも在庫切れとなっている状況だ。
ウィルコムでは当初、W-ZERO3の出荷目標数を「2005年度中に10万台」としていたが(関連記事)、土橋氏によると、発売後1カ月で出荷台数は約5万台に達したとのことだ。「徐々に生産が追いついており、地方量販店にも納品できる程度にはなってきた」(同氏)。この人気を受け、2005年度の出荷目標台数を15万台に上方修正したとしている。
また、ウィルコムは1月27日、データ通信速度を最大1.6倍に高速化した新サービス「W-OAM」(関連記事)と、これまで最大32kbpsの速度であった「つなぎ放題[1x]」および「リアルインターネットプラス[1x]」の通信速度を最大64kbpsに高速化することを発表している(関連記事)。
写真:W-ZERO3の新色となるシャンパンシルバー |
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス