ウィルコムは11月30日、シャープ製のPHS端末「W-ZERO3」の発売を12月14日より開始すると発表した。12月9日よりウィルコムの販売サイト「ウィルコムストア」や販売代理店などで予約受付を開始するという。出荷台数は非公開。
W-ZERO3 |
価格は、新規契約者の場合で4万円前後、機種変更の場合で5万円以下となる見込み。当初は、切手サイズの通信カードW-SIM(ウィルコムシム)とのセット販売になるが、「通信契約なしでもそれほど心配のない価格を実現したい。最初に高く設定し、1カ月で安くするようなやり方はしない」(ウィルコム)とコメントした。
「W-ZERO3」は、モバイル向けOS Windows Mobile5.0を搭載したPDAで、W-SIMを差し込むことで、通信や通話もできる。WordやExcelなどのMicrosoft Office製品ファイルを編集・閲覧できるほか、ユーザーの好みに応じてブラウザなどのアプリケーションを追加可能だ。 発売に先駆けて、WPC EXPO 2005のウィルコムブースやシャープブースなどで体験コーナーを設けており、体験コーナーには長蛇の列ができるなど、注目を集めている期待のPDAだ。
ウィルコム公式サイトで提供される有償・無償のアプリケーションタイトルは下記のとおり。
【Webブラウザ】
・Opera Mobile 8.5
・NetFront v3.3 for Pocket PC
【セキュリティ】
・マカフィー・ウィルススキャン・モバイル
【無線LANユーティリティ】
・ちず丸 for WILLCOM
・無線LAN接続切替ツール
【エンターテインメント】
・SDガンダムバトル3D
・ズーキーパー
・オセロ
・おばけNOくるん
・運命のソリティア
など、計24タイトル
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス