Lenovoが、小売市場における展開をさらに押し進めようとしている。同社は、デスクトップPC「ThinkCentre」2機種を、小売チェーンMicro Centerで販売開始した。
Current Analysisの調査報告書によると、LenovoはThinkCentre E50シリーズのうちの2機種をMicro Centerの店頭で販売し始めたという。LenovoやIBMがデスクトップPCを店頭販売するのは、1999年にIBMがPC事業で大赤字を出し、Aptivaの店頭販売を中止して以来の出来事である。Lenovoは2005年にIBMのPC事業部門を買収している。
Micro Centerは、PC小売市場の中では比較的小規模なプレイヤーで、米国国内に19の店舗を持つ。PCはMacro Centerのウェブサイトでも購入可能である。
2005年11月、LenovoはノートPC「ThinkPad」を数種類、Office Depotの店頭においた。これは、地元の小売店でPCを購入することの多い小規模企業顧客に対して、ThinkPadの露出を増やそうとする取り組みの一環として行われた。こうした取り組みによって、一般消費者の間でもLenovo製品に対する認知度が向上したと、アナリストは当時語っていた。
Current Analysisによると、「E50 9215A1U」はIntel製のCeleron D プロセッサ331を搭載し、256Mバイトのメモリを備えるという。同モデルは、Micro Centerでは459ドルで販売されている。IntelのPentium 4プロセッサ519を備え、512Mバイトのメモリをもつ、より上級なモデルは719ドルで店頭に並ぶ。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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