ヤフー、有料VoIPサービスを提供へ--180カ国以上の固定/携帯電話と通話可能に

CNET News.com Staff2005年12月08日 11時53分
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 Yahooは米国時間7日、VoIP(Voice over IP)サービスを有料で提供し、ユーザーがPCを利用して固定電話や携帯電話との通話を行えるようにすると発表した。

 「Phone Out」および「Phone In」と呼ばれる新しいVoIPサービスは、「Yahoo Messenger with Voice」の一環として位置づけられる。

 Phone Outサービスでは、180カ国以上の固定電話および携帯電話に対し、PCから電話をかけられる。米国内における通話料金は1分当たり0.01ドルとなり、30以上の国に対しては0.02ドル以下の料金が適用されることになる。後者の料金体系の対象国は、アルゼンチン、オーストラリア、中国、フランス、ドイツ、イタリア、日本、韓国など。通話料は、あらかじめ10ドルもしくは25ドルずつ支払っておくシステムが採用される。

 一方Phone Inサービスでは、月額2.99ドルもしくは年額29.90ドルを支払うことで、一般電話および携帯電話からの着信をPCで受けられるようになる。自宅を離れる際は、複数の電話番号を利用することも可能だ。また、他国の電話番号を選択できるので、その国に居住する人に電話をする場合は国内通話料を支払うだけで済む。

 新たな「Contact Search Bar」を利用すると、連絡相手を簡単に検索でき、インスタントテキストメッセージや音声通話、電子メールもしくはモバイルテキストメッセージを介し通信が可能になるという。また、「Open Talk」機能により直接接続状態が維持されるので、アイコンをクリックすればPC間の音声通話を即時に行える。

 新サービスのベータ版は7種のローカルバージョンが用意され、米国、スペイン、香港、イタリア、シンガポール、ドイツで同時に発表される予定だが、Yahooの関係者は時期を明言しなかった。

 PC間の無料通話サービスやネットワーク間の通信機能は、既にYahoo Messengerや「MSN Messenger」から提供されている。Yahooのサービスでは、eBay傘下のSkypeが先週発表したPC間のビデオ通話も行える。

 ソニーも2005年11月にビデオ通話が可能な無料VoIPサービスを立ち上げ、また10月には、America Online(AOL)がPCと電話の間で通話できる機能を発表した。一方Googleは、PC間の通話機能が搭載された「Google Talk」インスタントメッセンジャープログラムを8月にリリースしている。

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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