東京放送(TBS)とマイクロソフトは11月29日、MSNの動画配信サービスにTBSがコンテンツを供給することについて検討を開始した。
TBSによると、「まず、インターネットや1セグ放送の映像配信実験でマイクロソフトと協力する」とのことで、具体的なサービスや、提供するコンテンツについては「今後話を進めていく」としている。
マイクロソフトは「TBSとは前向きに話し合いをしているが、動画配信に関してはあらゆる可能性を模索している」と語っている。
すでにMSNでは動画配信サービス「MSNビデオ」を提供しているが、これに代わる動画の新サービスも検討中だという。マイクロソフトは、「(コンテンツの供給が決まった場合)MSNビデオで提供するか、新しいサービスとして提供するのかも含めて検討中」としており、MSNビデオで提供されている無料コンテンツだけでなく、ユーザー課金によるVODサービスとなる可能性も示唆した。コンテンツの供給については「TBSとエクスクルーシブな関係を持つものではない」と語っており、地上波放送局を中心に広く話し合いを進める予定だ。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」