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米No.1スパイウェア対策ソフト「Spy Sweeper」が日本に進出

田中好伸(編集部)2005年10月07日 22時27分
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 ウェブルート・ソフトウェアは、スパイウェア対策ソフト「スパイ スウィーパー 4.5 日本語版」(Spy Sweeper 4.5J)を12月1日から店頭販売する。価格は5600円になる予定。

井上基ウェブルート・ソフトウェア社長

 ウェブルートは米Webroot Softwareの日本法人であり、7月に設立された。井上 基(もとい)社長によれば「Spy Sweeperは、米市場で最も売れているスパイウェア対策ソフトであり、専門雑誌の商品比較でも最も高い評価を得ている」と言う。

 同社でテクニカルサポート・スーパーバイザーを務める仲秋理佐子氏はスパイウェアの傾向について「スパイウェアは制作者や配布者に経済的利益をもたらすため、ウイルス作者からスパイウェア作者に転身することが多くなっている」と説明する。そのために「現在のスパイウェアは複雑な技術で作成され、高度化してきている」(仲秋氏)という。

 スパイウェアは進化し、駆除するとPCのシステムを破壊する「ホステージ・テイカー」が出回るようになっている。また「ルートキット」と呼ばれる技術で作成されたスパイウェアは、基本ソフト(OS)内部に入り込み、システムレベルで権限を不正に取得して、一般的なユーザーでは検出・駆除ができなくなっているという。

 また「ウォッチャー」というスパイウェアは、2つ1組の形でPCに侵入して、互いに監視し合い、一方が削除されるともう一方が復活させる。このタイプも完全に駆除するのが難しい。

 12月から販売されるSpy Sweeper 4.5Jでは、これらの高度化して検出・駆除ができないスパイウェアを駆除できるようになっている。仲秋氏によれば、Spy Sweeper 4.5Jには「駆除が困難とされる最新型スパイウェアを1回のスキャンで完全に駆除できるという優位性がある」という。他社製品では、駆除するために数回PCを再起動させる必要があったり、スパイウェアを駆除できなかったりするケースがあるからだ。

 Spy Sweeper 4.5Jは小売り店で販売されるほかに、11月下旬からベクターなどのウェブサイトから3800円でダウンロード販売される予定。また、「個人向けに加え、企業向けにも販売していく。現在、大手SI事業者と交渉を進めている」(井上社長)。

 ウェブルートのビジネスについて「今後3年間で年間50億円の売上高を目指している」と語る井上社長は、1998年から2001年まで日本BEAシステムズ社長、2002年から2005年までマクロメディア社長を務めている。ウェブルート社長に就任したのは「これからはスパイウェア対策ソフトがブレイクすると思っている」(井上社長)からだ。

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