楽天市場の情報漏洩事件--「スパイウェアの形跡はない」とAMC

別井貴志(編集部)2005年08月04日 17時56分

 楽天市場の店舗で買い物をした顧客の個人情報が流出した事件に関して、取引情報が漏洩したAMC(センターロード)は8月4日、ウェブサイトにおいてスパイウェアによる情報漏洩の可能性が低いことを示唆した。

 同社では、スパイウェア対策としてトレンドマイクロのウィルスバスターをすべてのPCに導入しており、このソフトウェアのログを解析したところ、スパイウェアは確認されず、これまでにスパイウェアを駆除した形跡も見られなかったとしている。

 ただし、情報漏洩については「現在のところ、不正アクセスによるものなのか、当社から流出したのか、当社以外から流出したか、その他の理由など、いまだ特定ができていない状況となっている」としており、「捜査の関係で説明できない事項もあるが、支障のない範囲で引き続き報告する」と繰り返している。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画広告

企画広告一覧

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]