楽天市場の店舗で買い物をした顧客の個人情報が流出した事件に関して、取引情報が漏洩したAMC(センターロード)は8月4日、ウェブサイトにおいてスパイウェアによる情報漏洩の可能性が低いことを示唆した。
同社では、スパイウェア対策としてトレンドマイクロのウィルスバスターをすべてのPCに導入しており、このソフトウェアのログを解析したところ、スパイウェアは確認されず、これまでにスパイウェアを駆除した形跡も見られなかったとしている。
ただし、情報漏洩については「現在のところ、不正アクセスによるものなのか、当社から流出したのか、当社以外から流出したか、その他の理由など、いまだ特定ができていない状況となっている」としており、「捜査の関係で説明できない事項もあるが、支障のない範囲で引き続き報告する」と繰り返している。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」