NTTレゾナントは10月3日、サービスステーション(SS)の経営に役立つ各種情報を提供する「満タンねっと」を運営するイービストレードと、満タンネットに加盟している商社系エネルギー会社の双日エネルギーと連携した新サービスを開始した。
これは、NTTレゾナントが運営するgooの自動車教習所のウェブ仲介サービス「免許の窓口」で、自動車教習所の資料を請求したユーザーを対象に、双日エネルギーの全国129店舗のSSで利用できるガソリンや洗車、中古車販売などの割引チケット(会員証)をプレゼントするサービスだ。
資料を請求すると、資料と共にSSで利用できる会員証が送付される。この会員証は、運転免許を取得した後に指定のガソリンスタンドで利用できる。ガソリンの場合はリッターあたり5円割引され、月に一度利用できる。会員証の有効期限は、最初に利用した月から最大1年間となっている。
免許の窓口は、2001年7月にサービスを開始し、運転免許の取得希望者に身近な教習所や合宿教習所の情報を提供すると共に、問い合わせや予約、申し込みができる自動車教習所のウェブ仲介サービスを提供している。提携している教習所の数は、全国の合宿校が30校、首都圏を中心とした通学校が100校ある。
また、満タンねっとは2002年にサービスを開始し、EC事業としてガソリンの他にもSSであつかうオイルや洗剤、タイヤ等の販売をはじめ、業界の情報や経営診断ソフトの提供、販売マニュアルの配布などを行っている。
今回の新サービスで、NTTレゾナントはユーザーの利便性向上による事業拡大を狙い、イービストレードは満タンねっとの加盟店に対する集客サービスを提供することで加盟店の増加や油外製品などの売上増加を見込む。さらに、双日エネルギーは新規顧客の獲得や囲い込み、SSにおける油外商品の売上拡大につなげる。
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