GMOインターネットの子会社であるGMO VenturePartnersは9月28日、取締役会においてGMO VenturePartners投資事業有限責任組合(ファンド)を設立することを決議し、ファンド投資事業を開始すると発表した。
GMO VenturePartnersが無限責任組合となり、投資運用を担当する。当初の運用額は、GMOインターネットグループの資金を中心に15億円程度の規模だが、一部はグループ外の資金も受け入れる方向で調整している。
ファンドの満期は8年で、投資対象先はインターネット関連事業や株式上場が視野に入った企業などが中心になる。投資先企業が株式を上場した後も継続的に株式を保有するか、場合によっては買い増しするなど、投資先企業の中長期的な企業価値の上昇を、事業や資本政策の両面から支援する。
また、GMOインターネットにとっては、今回のファンドにより他社との事業提携などに伴う出資要請などで機動的に対応できるようになるほか、ファンドのリターンによるグループ全体の企業価値を向上させられるとしている。
なお、GMOインターネットの連結対象子会社は現在25社あり、このうちまぐクリックとGMOペイメントゲートウェイの2社が株式上場している。
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