GMOインターネット(GMO)は8月1日、韓国のコリアセンタードットコムより同社の日本法人となるメイクショップの株式を譲り受け、資本提携したと発表した。コリアセンタードットコムは、ECサイト構築および運営のASPサービス「MakeShop」を提供しており、韓国では6万店舗での導入実績を持つ。日本法人のメイクショップは、2004年9月に設立された。
資本提携の理由としてGMOでは、「GMOのグループ会社で、法人顧客を対象にサーバ事業を展開するGMOホスティングアンドテクノロジーズや、個人顧客を対象にサーバ事業を展開するpaperboy&co.の事業基盤の付加価値を高めるため」としている。
GMOでは、これまでにもグループ会社経由での提携で、EC支援ツールの「通販開業X」や「Color Me Shop!」などを提供してきた。これらのツールに加えて、GMOは新たにMakeShopを提供することになるが、「各顧客のニーズに合わせてどのツールを推薦するか決定する」としている。
メイクショップでは同時に、Eマーケティング企業のオプトからの出資も受けている。GMOとオプトからの出資により、現在のメイクショップの株主構成は、GMOが176株(58.7%)、コリアセンタードットコムが116株(38.7%)、オプトが8株(2.6%)となっている。
今回の資本提携により、GMOインターネットでは、メイクショップに役員を派遣する予定だ。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」