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リアルネットワークス、Rhapsodyを一新--目玉は「25曲聴き放題」 - (page 2)

John Borland(CNET News.com)2005年04月27日 11時58分
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 Rhapsodyの新バージョンでは、このように普通のダウンロードも実現されるが、一方でMicrosoftの「Janus」技術も活用する。これは、Napsterが先鞭をつけた楽曲の「レンタル」モデルを実現するデジタル著作権管理(DRM)ツールだ。

 新しいRhapsodyは、Janusを採用したことで、「Napster To Go」サービスと同等の機能を持ち、携帯音楽プレイヤーに何曲でも音楽を転送できるようになった。ただし、転送した楽曲は定期利用料を払い続けないと聴けなくなる。

 AppleのCEO、Steve Jobsは、このモデルをこきおろしている。同社では、1曲1ドルでいつまでも聴き続けられる形でしか楽曲を販売していない。同氏によると、消費者は楽曲を自分のものにしたいのであって、借りたいとは思っていないという。

 しかしアナリストのなかには、サブスクリプションサービスの人気が高まりつつあり、いずれは曲単位で販売するダウンロードサービスの売上を追い越す可能性があると予測する者もいる。

 RealNetworksによると、新しいRhapsodyには3種類のコースがあり、無料サービスでは1カ月に25曲を聴くことができ、また1カ月9ドル99セントのコースは曲数無制限、そして新たに設けられた1カ月14ドル99セントのコースでは携帯プレイヤーへの転送が可能になっているという。

 一部のアナリストは、消費者に各バージョンをわかりやすく説明し、明確なアップグレードの道筋を示すのは難しいかもしれないと述べている。無償サービスは手始めとしては良いが、内容で勝るほかのサービスとの激しい競争に直面すると、あるアナリストは指摘する。

 GartnerG2アナリストのMike McGuireは、「マーケティングの点から見れば、無償サービスがユーザーの囲い込みに役立つことは理解できるが、しかし難問が待ちかまえていると思う。同社はこれで、無償のピアツーピア(PtoP)だけでなく、合法的な無償のネットラジオ局まで敵にまわすことになる」と語っている。

 以前のRhapsodyサービスと異なり、新バージョンではハードディスクからジュークボックスソフトウェアにほかの楽曲を読み込み、サブスクリプションベースの楽曲と一緒に再生することも可能になる。

 これはつまり、同社がRealPlayerからRhapsodyへと音楽用ソフトウェアの軸足を移したことを意味する。この動きは、主として音楽やゲームといった特定の分野に興味を持つ顧客を、その分野にフォーカスしたアプリケーションに切り替えさせる戦略の一環だという。

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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