NTTコミュニケーションズは2月22日、ヘルプデスクまで含めたハードディスク暗号化サービス「ハードディスク暗号化 マネジメントサービス」を、3月より開始すると発表した。これはビジネス環境のモバイル化に伴い、ノートPC端末の盗難や紛失による情報漏えいの防止を目的としたもの。
このサービスは、同社提供のリモートアクセスソリューション「モバイルコネクト」のメニューのひとつとして提供される。暗号化サービス単独での利用も可能で、「モバイルコネクト」の別メニューと同時に利用すれば、個人情報保護法施行などの流れに対応した高セキュリティなモバイル環境を実現することが可能だ。また、確実な情報漏えい対策のほか、導入期間やコスト面の削減、自社運用の面倒を解消するといったメリットもある。
主なサービス内容は、ハードディスク全体の暗号化、電源を入れてからの起動時における認証、スクリーンセーバーを含めた統一的なセキュリティ基準の強制適用、ヘルプデスク(基本は平日のみだが、24時間365日対応も可能)、サーバ機器の監視・保守、障害時の復旧など。完全アウトソーシングモデルであるため、申し込みから45日程度で導入が可能。
導入に関する初期費用は99万8000円から、月額費用は22万5000円に加えてユーザーIDあたり506円からとなっている(いずれも税込み)。
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