NECソフトは、リムーバブルメディア向け情報漏えい対策ソフトウェアの新版Pointsec Media Encryption(PME)2.1を2月下旬に発売する。同社が1月28日に明らかにしたもの。新版は、PME未導入のPCでも暗号化済みデータの復号が可能となった。
PMEは、PCに接続するUSBメモリなどのリムーバブルメディア全体を暗号化することで、データ漏えいを防ぐソフトウェア。PCにインストールしておくと、外部メディアへのアクセス時に認証を行い、不正使用を防止する。暗号化と復号は自動的に行うので、ユーザーが個別に操作する必要はない。暗号化しても、ファイル名や拡張子は変わらない。
旧版は、PME未導入のPCでは暗号化済みリムーバブルメディアを復号できなかった。新版では、パスワードさえ入力すれば、PMEで暗号化したリムーバブルメディア内のファイルを任意のPCで読める。
さらに、ハイパー・スレッディング・テクノロジ(HT テクノロジ)対応プロセッサを搭載するPCにインストールする際に、HT テクノロジ機能を停止させる必要がなくなった。
対応OSは、Windows 2000 ProfessionalとWindows XP Professional。利用可能なリムーバルメディアは、USB/USB2/PCCARD/Firewire接続のメモリカードまたはフロッピーディスク。
価格は以下の通り。
同社は、ハードディスク向け暗号化ソフトウェアの新版Pointsec for PC 5.0を、2005年4月以降に販売開始することも発表した。対応OSは、Windows 98(SEを含む)、Windows Me、Windows NT Workstation4.0(SP6以上)、Windows 2000 Professional、Windows XP Professional。価格は以下の通り。
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