日本ヒューレット・パッカード(日本HP)は1月27日、クライアントPCの導入から運用、廃棄までのライフサイクル全体をカバーする企業向け総合サービス「HP PCクライアントマネジメントソリューション」の受注を開始した。
従来のクライアントPC向け管理サービスについて、同社は「顧客ごとに内容や範囲を見積もるオーダーメイドのサービスが一般的なので、サービスへの投資効果の可視化や、利用サービスの見直しによるコスト低減が困難」と指摘する。
こうした問題を解決するため、同社は、保守サービスやアウトソーシングサービスとして実施していた各種サービスを集約/体系化し、単一体系に沿った数十種のサービスコンポーネント(モジュール)に編成した。機能別のモジュールでサービスを提供することで、「必要なコストを最適化できる」(同社)。具体的には、「調達/供給」「ITアセット管理」「IMACD(設置/移動/追加/構成変更/廃棄)」「ソフトウェア管理」「保護/セキュリティ」というメニューに分け、各メニューから必要なモジュールを組み合わせて利用する。
保守サービスやファイナンシャルサービスも統合し、PCクライアントの保守サービスを希望する顧客や、運用や資産管理などの業務委託を希望する顧客にも、「幅広い選択肢を用意する」(同社)。現行環境からPCクライアントマネジメントソリューションによる運用への移行支援や、運用コンサルティングなども行う。
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