イーエムシージャパン(EMCジャパン)と伊藤忠テクノサイエンス(CTC)傘下のシーティーシー・エスピー(CTCSP)は、EMCのネットワークストレージ製品系列CLARiX AX100の販売提携を結んだ。両社が12月9日に明らかにしたもの。CTCSPは、同製品系列の販売を同日開始する。
CLARiX AX100は、高さ2U(約88mm)のラックマウント型筐体に最大12台のシリアルATA対応ハードディスクを搭載できる。1台で480G〜3Tバイトのストレージ容量を提供可能。シングルコントローラ構成のCLARiX AX100SCと、デュアルコントローラ構成のCLARiX AX100の2モデルを用意する。
CTCSPは、ストレージソフトウェアやテープライブラリ製品などとCLARiX AX100を組み合わせる提案などを行い、ユーザー満足度の向上を目指すとしている。一方、EMCジャパンは、主に中堅企業を対象とした販売チャネルの強化を図るとともに、CTCの既存ユーザーのエントリーレベルストレージ製品需要にも対応していく。
両社は、CLARiX AX100の販売目標を初年度1000台、約10億円とする。
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