日本ヒューレット・パッカード(日本HP)は9月21日、直販サイトHP Directplusにおいて個人向けPC事業を強化すると発表した。強化策の第一弾として、オンライン販売専用ノートPC「HP Compaq nx4800/CT」を10月4日に発売する。
同社は、オンライン購入率が高くPC操作に慣れているPC中級者を主ターゲットとし、「多様な機能/高性能の製品を提供することで、個人向けPC販売の拡大を目指す」(同社)としている。具体的には、20〜40歳代のビジネスマン、買い替えや追加購入を検討しているユーザー、PCにAV機能などの付加価値や高い価格性能比を求めるユーザーを狙う。
こうした方針に従い、これまでもHP Directplusでの個人顧客向けサイトの新設や他企業とのパートナーシップ強化などの施策を実施してきた。
nx4800は、個人向けPC事業強化策の第一弾にあたる製品。プロセッサはインテル Celeron M 330を搭載し、14インチ型ワイド液晶画面、6種類のメモリカードに対応するスロットといった特徴を備える。OSはWindows XP Home Edition。カスタマイズ可能な注文仕様生産(CTO)モデルで、用途に合わせた製品構成が可能。税込み価格は11万9700円から。
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