日本ヒューレット・パッカード(日本HP)は6月14日、40万通り以上の組み合わせが可能なノートPC「HP Compaq Business Notebook nx9110/CTシリーズ」の販売を同日開始すると発表した。税込み価格は8万9880円から。同社のオンラインストアHP Directplusなどで取り扱う。
nx9110は、デスクトップPCの代替を狙ったオールインワンノートPC。顧客が目的に応じてプロセッサやHDD、光学ドライブ、メモリなどを選ぶことで、計40万通り以上の組み合わせが可能という。標準構成時の仕様は、インテルCeleronプロセッサ(動作周波数2.80GHz)、14インチ型液晶画面、256Mバイトのメモリ、30GバイトのHDD、最大24倍速のCD-ROMドライブ、Windows XP Home Edition。
5種類のメモリカード(SD、MMC、スマートメディア、メモリースティック、メモリースティックPRO)に1スロットで対応可能な5 in 1メディアスロットを「世界で初めて標準搭載」(同社)。SDカードを挿入してUSBメモリのように使用できるUSBデジタルドライブを接続したり、内蔵したりできる。
キーピッチ19mm、キーストローク2.5mmのキーボードと幅広パームレストを採用したことで、「デスクトップPCと遜色ない入力環境を提供する」(同社)。USB2.0ポート、IEEE1394ポートおよびPCMCIAカードスロットをアクセスしやすい場所に配置し、優れた拡張性を確保したという。パラレルポートなどのレガシーポートも装備している。メモリの増設やHDDの交換もドライバ1本で行える。
nx9110の発売を記念して、2種類のキャンペーンモデルを台数限定で販売する。両モデルの概要は以下の通り。
【マルチメディア・キャンペーンモデル】
【ハイパースレッド・キャンペーンモデル】
さらに、両キャンペーンモデル用として、内蔵無線LANオプションおよび内蔵56Kモデムオプションを提供するアップグレード・キャンペーンも実施する。
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