クオリティ、小型記憶メディアによる社外への情報漏えいを防止するソフト

 クオリティ(浦聖治社長)は、PCから外部記憶メディアへの書き込みを禁止できるソフトウェア「eX WP(Write Protector)」を9月13日に発売した。価格はオープンで、参考価格は10ユーザーライセンスが5万1000円から。

 新製品は、165万クライアントを超す販売実績をもつIT資産管理ツール「QND/QAW」のオプション商品群「eXシリーズ」で、USBメモリなどを利用した社外への情報漏えい防止対策として販売する。

 具体的な機能としては、クライアントPCから、USBメモリに代表される小型で大容量の外部記録メディアへのファイルの書き出しを禁止する。外部記憶メディアに存在するファイルをPCに取り込むことは可能で、USBを使ったマウスなどの周辺機器の利用を制限することはない。

 また、「QND/QAW」のソフトウェア配布機能を利用してクライアントPCへ「eX WP」を簡単にセットアップすることができ、「QND/QAW」によって収集したインベントリ情報から重要情報を扱うクライアントを選定し、セットアップすることができる。

 利用ユーザーは、書き出し禁止設定した「eX WP」をクライアントPCから勝手にアンインストールすることはできない。

 初年度は、年間5万ライセンス、1億3000万円の販売を見込んでいる。

クオリティ

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