デルは9月7日、26インチのテレビ機能付き液晶モニタ「W2600」を発表した。価格は19万8000円で、8日より販売を開始する。
デルは昨年12月に17インチのテレビ機能付き液晶モニタを発売しており、今回の製品は国内第2弾となる。同製品は米国時間8月31日に米国で発表されている。
デル代表取締役社長の浜田宏氏と「W2600」 |
W2600はPCのモニタとして利用できるほか、地上アナログ放送のテレビチューナーを2基搭載し、PCを立ち上げなくてもテレビを見ることが可能。また、PCを操作しながら小画面でテレビを見られるピクチャー・イン・ピクチャー機能や、2番組を並べて同時視聴できるピクチャー・バイ・ピクチャー機能などを備える。ただしBSや110度CS、地上デジタル放送などには対応していない。
デルではW2600を液晶テレビではなく、あくまでもテレビ機能付きのPCモニタだと位置付けている。「我々は、デジタルホームの中心に来るものはPCだと考えている。今回の製品もPCの周辺機器だ」(デル代表取締役社長の浜田宏氏)。用途としてはPCを操作しながらテレビを見るといったような「ながら視聴」を想定しており、1人暮らしの個人ユーザーを主なターゲットとしているようだ。
W2600はカラーTFT液晶を採用し、解像度が1280 x 768のWXGA、コントラストは500:1、反応速度は25ms。デル・オンライン・ストアや電話窓口で注文を受け付けるほか、全国約80店舗においても販売する。受注から1週間程度で納入されるという。
デルでは8日から13日までの限定で、デスクトップPCのDimension 4600Cと組み合わせたセットも用意する。Celeron Dプロセッサ325を採用し、160GバイトのHDD、DVD+/-Rドライブを搭載する。価格は24万1050円。
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