同社のウェブサイトでは、31日から新iMacの注文受付を開始しているが、出荷のほうは9月中旬から始まる予定だ。この結果空白期間が生じるため、同社は2004年度の新学期シーズンの大半をコンシューマ向けデスクトップマシンなしで過ごさなければならないことになる。
もっともベーシックな構成となる1299ドルのモデルには、1.6GHzのプロセッサと17インチのワイドスクリーン(解像度は1440x900ピクセル)、256MバイトのRAM、80Gバイトのハードディスク(7200rpm)、CD-R/DVD-ROMのコンボドライブ、NvidiaのGeForce FX5200 Ultraグラフィックチップ(64MバイトのVRAM搭載)が搭載される。このシステムにはAppleのMac OS Xバージョン10.3が同梱されている。
1499ドルの中位モデルは、下位機と同じく17インチ・ワイドスクリーンを搭載するが、CPUは高速な1.8GHzのものを採用している。このプロセッサのフロントサイド・バス(FSB)は600MHzで、下位機の533MHzよりも高速になっている。またこのモデルにはCDとDVDの書き込みが可能なSuperDrive(DVD-R/CD-RW両用)が搭載される。
20インチのスクリーンを採用した1899ドルのモデルは、画面解像度が1680x1050ピクセルで、1.8GHzチップ、160Gバイトのハードディスク(7200rpm)、そしてSuperDriveが搭載されている。
AppleはiMac G5の本体を薄く保つために、電源を本体に内蔵し、電源ケーブルが場所をとらないようにするなどの工夫を凝らしている。これに対して、薄型デスクトップマシンでは、レンガのような形をした外部電源を使用しているものも多い。同社はまたオーディオ/ビデオ出力、USB、Firewire、イーサネットなどのポート類をデフォルトで本体に含めているほか、Bluetoothを使った周辺機器との無線接続機能もオプションとして提供する。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。
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