Apple Computerが、同社のハイエンドマシン用チップに関して、これまで考えられていたよりも確保に苦労している可能性がある。
Forbes誌に掲載された記事によると、金融グループのPrudential Equity Groupが今週、Apple G5用プロセッサの供給が、「予想よりも深刻な」事態に陥りそうだとのレポートを発表したという。
IBMが供給するPowerチップは、PowerMac G5に搭載されているもので、間もなく発売予定の新しいiMac G5にもこのチップが採用される。Appleは以前、IBMでの製造過程で問題が発生したため、7月は1.8GHzと2GHzのチップが供給不足に陥るが、8月になれば問題は解消すると述べていた。
「IBMはG5用チップの供給数について1度修正を行っているが、いまはこの数さえ納入できるかどうか難しい状況にあると考えられる」とPrudential Equity Groupは述べているが、仮にiMac G5の発売が延期されるようなことにでもなれば、同社の売上にも影響が出るとしている。
AppleとIBMにコメントを求めたが、現時点では返事を得られていない。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」