ソースネクストは、Windowsやブラウザ、メールのセキュリティ設定などを自動監視しながら安全な設定に修正できるセキュリティ対策ソフト「セキュリティアドバイザー2005」を、9月17日から1980円で発売する。
現在、コンシューマーレベルではウイルス対策ソフトの利用が一般的になってきている。しかしWindows Updateを頻繁に実行するなど、能動的にセキュアな環境を構築する意識が低いという調査結果もある。そのため、ウイルス対策ソフトの定義ファイルが更新される前に、セキュリティホールを狙ったウイルスなどに感染してしまう事例も多かった。この状態を改善するために、コンピュータのセキュリティレベルを監視し、設定の補助を行うのがこのソフトだ。
「セキュリティアドバイザー2005」は、Windows修正プログラムの適用状況やウイルス対策ソフトの設定状態、Outlook Express、Internet Explorer、Officeのバージョン、各種設定状態を自動監視する。また、安全度を信号色で項目ごとに表示する機能も備えている。
チェック結果が青信号ならば安心してパソコンを利用できるというだけでなく、問題があることを示す赤信号が表示された場合には、その場で適正な状態に修正できる。そのため、ユーザーのスキルや意識にかかわらず、常に安全な状態を保つことができるというソフトだ。
ベースプログラムはNRIグループのNRIセキュアテクノロジーズが法人用として開発した「SecureCube/PC-Check」。これをソースネクストとの共同開発として、コンシューマー向けにカスタマイズしたのがこの製品だ。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス