総務省は5月28日、電気通信サービスモニターに対するアンケート調査の結果を発表した(関連記事)。これは1000人のモニターを対象として行った調査で、939人から回答が得られた。2月に行われた今回の調査では、コンピュータウイルスやWindows Updateに関するアンケートが行われた。
Windows Updateに関する質問では、回答者の69%がWindows Updateを知っていると回答している。Windows Updateを知ったきっかけとしては、PCやOSを購入した際に取扱説明書等を読んで知ったとする回答が39.2%で最も多く、次いで友人や家族から教えてもらったという回答が30.6%となっている。年代別に見ると、PCやOSに添付されるドキュメントで知った回答者は60代以上のユーザーに多い。
Windows Updateを知っているWindowsユーザーのうち55.6%が、更新の通知があり次第速やかにアップデートを適用している。しかし半数近くの回答者は更新を頻繁に行っておらず、また1年以上更新を適用していない回答者も14.9%を占める。Windows Updateを行わない理由としては、多くの回答者が「面倒だから」「特段必要と思わなかったから」「ダウンロードに時間がかかるから」などを挙げている。更新通知を知らなかったとする回答も10.5%を占める。また、Windows Updateを適用したことにより使えなくなったソフトがあったためとする回答や、頻繁にアップデートがあり面倒と思うようになったという回答もあった。
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