調査会社IDCが米国時間20日に発表したデータによると、今年第2四半期のLANスイッチ市場は、第1四半期より2%縮小したという。なお、同市場は第1四半期には13%成長していた。
しかし、同市場は前年同期と比べて23%拡大していると、IDCは述べる。ポートの出荷は第1四半期より1%落ちたが、前年同期と比べると34%増加している。
「第2四半期は(市場が)若干縮小したが、2004年はLANスイッチ市場にとって成長の1年となると考えており、現在の予想では3%の成長が期待されている。ギガビットが主な けん引役の1つで、すでに第1四半期には高速イーサネットの売上を上回っている」とIDCのEnterprise Networkプログラムのリサーチアナリスト、Max Flisiは声明で述べている。「ギガビットがデスクトップやデータセンターに普及していくのに伴い、このトレンドは今後も続いていくとわれわれは見込んでいる」(Flisi)
この市場のトップは、売上が市場全体の69%を占めるCiscoで、HP、Nortel、3Com、Extreme Networks、Foundry Networksがそれに続く。市場の成熟にともない、LAN機器メーカーらはセキュリティ機能を重視し、官公庁、金融サービス、中小企業といった市場セグメントをターゲットとするようになっている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。
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