3Comは先週、新たなネットワークスイッチ製品を発売し、1ギガビット/秒での接続がデスクトップで当たり前の機能となる日に備えている。
3Comによると、新しいSuperStack 3 Switch 3870ファミリーは、スタッカブルギガビットイーサネットスイッチとして、初めて10ギガビット用拡張スロットを搭載した製品だという。
この新ファミリーは、いまのところはギガビットイーサネットスイッチを使いながらも、将来的に同じスイッチで10ギガビットイーサネットに移行可能なオプションも欲しいと考える企業をターゲットにしたものだ。
3Comでは、この拡張スロットによって企業ネットワークのスケーラビリティが拡大する、と話している。これを利用すれば、1ギガや100Mbpsスイッチよりも高速な接続回線をクライアントマシンで実現できるという。10ギガビットイーサネットスイッチなら、個々のデスクトップからメールやファイルサーバなどの社内システムへの1gbpsの回線を10回線同時に提供できる。
3Comの製品管理シニアディレクターTim Jallandは、「SuperStack 3 Switch 3870は10ギガビット拡張スロットをシリーズで初めて搭載した製品として、3倍速ギガビットのパフォーマンスと柔軟性を、(従来の)イーサネット技術と同等の価格で、世界中のITマネジャーに提供する」と語った。
3870スイッチの価格は、48ポート版が5995ドル、そして24ポート版が3995ドルとなっている。両モデルとも6月発売予定。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。
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