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グーグルのダウンで対応に追われるユーザー - (page 2)

Ina Fried(CNET News.com)2004年07月27日 11時27分
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 Hickernellは、「(今回のような事態が起きたときに、複数の検索エンジンが市場に存在したことにより)差別化の概念や、市場に複数の選択肢が存在することの重要性が再確認されるはずだ」と述べ、今回の障害はGoogleの検索機能を自社の業務アプリケーションに統合した企業に対して注意を促すものだ、と付け加えた。

 「個人的にGoogleやYahooを使い慣れているからといって、これらのサービスに問い合わせを行う業務アプリケーションを開発するのは、必ずしも良い考えだとは思わない」(Hickernell)

 今回の問題には、トラフィックの大半を検索エンジンから集めてくるウェブベースの多くのビジネスに対し、疑問を投げかける効果もあった。

 検索エンジンを通したマーケティングで企業を支援する10e20の社長、Chris Winfieldは、「トラフィックの70%がGoogleから流れてくるため、社員を定時に帰宅させてしまうようになった会社を知っているが、これで目が覚めただろう」と語った。

 小規模エンジンへの訪問者数は多少は増加したかもしれないが、Winfieldは、Googleのライバルの多くには競争するだけの資金がないことを指摘する。

 「今回の勝者はMicrosoftだ。彼らは全く影響を受けなかった」(Winfield)

 Winfieldは、マーケティング予算を1つの検索エンジンに集中させるべきではないというアドバイスにクライアントが進んで耳を傾けるようになるだろう、と述べる。

 「クライアントの多くはGoogle一辺倒で、それしか頭にないが、投資先を分散させることが大切だ」(Winfield)

タイミングの悪かったGoogle

 皮肉にも、今回の障害は、同社が新規株式公開(IPO)の予想公開価格を設定するなかで発生した。

 「このタイミングはGoogleにとって残念なはずだ。予想公開価格を135ドル以下に下げなくてはならないかもしれない」(Everett)

 だが、多くの消費者がGoogleから離れていくかどうかは不明だ。

 シリコンバレーに本社を置くエンタープライズソフトウェアメーカーでシニアプロダクトマネジャーを務めるJagan Athreyaは、1999年からGoogleを使っており、今後もGoogleを使い続けるだろう。

 「でも、Yahooが電子メールサービスで100Mバイトの容量を提供すると発表したり、Googleのサイトがダウンしたりしたことから、Googleも完璧ではなかったことを実感した」(Athreya)

 その一方で、Googleのライバルエンジンを探そうとしたユーザーが、まず初めは本能的にGoogleを使って探そうとしてしまった、という指摘もある。Googleがいかに普及しているかを示す証拠だ。

 「Googleツールバーを使うことが癖になってしまっていると、知人が言っていた。今回の障害が発生したときも、手元のGoogleツールバーに『代わりの検索エンジン』と入力したそうだ」(Winfield)

この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。

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