グーグルのダウンで対応に追われるユーザー

Ina Fried(CNET News.com)2004年07月27日 11時27分
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 米国時間26日に、インターネットユーザーがGoogleの代わりとなる選択肢を探し求めるなか、ウェブで最も人気の高い同検索エンジンに長らくビジネスを奪われてきたライバル各社のサイトに久しぶりにトラフィックが戻ってきた。 

 MyDoomワームの新たな亜種の影響で、Googleが利用できなくなっている間、別の情報入手先を探し求めるユーザーはAltaVistaやLycosなどの検索エンジンに群がった。同ワームはYahooもターゲットにしたが、Googleにアクセスできないと言っていた人の多くが、Yahooは大丈夫だったと話している。

 Googleのサービス停止には、特に多くの人が不意を付かれた。

 ボルティモアを拠点に活動するChris Pieperとソフトウェア開発者は、「Googleは、いつもは非常に動きがよいため、ほかのサービスは必要ない。ところが、今日は全く使えなかった」と語った。

 ベイラー大学のJason Woodという学生は、クラス討論に向けて過去25年間の製品化失敗例の情報を検索していたところ、Googleからエラーメッセージが返ってきた。サンフランシスコにいたJonathan Bruceは、民主党全国大会や、Googleが計画中の株式公開に関する記事を探そうとしていたところでエラーメッセージが表示された。ほかの多くの人々同様に、Bruceも別の方法で情報を見つけだすことを余儀なくされた。

 バージニア州シャーロッツヴィルのAndrew Everettは妻が妊娠中で、ベビーベッドとベビーカーに関する情報を検索していた。同氏はGoogleで見つけられなくなると、MSNに移動して検索を行った。Everettは、「MSNは最近、検索機能が新しくなって改善されたとの報道が多くあったので、さっそく使ってみることにした」と語り、検索はうまく機能したが「組込のGoogleツールバーにあまりにも慣れていたので、まず検索エンジンを起動しなくてはならないというのは苦痛だった」と付け加えた。

 ComScoreのアナリスト、Graham Muddは、ほかのエンジンを目を向けた人の数を公表するのは時期尚早だと語った。普通の日のGoogleは、文句なく検索エンジンのトップだ。同エンジンは5月に、米国内からのクエリの37%に相当する14億件の検索を処理している。ComScoreによると、2位は26.6%のシェアを誇るYahooで、MicrosoftのMSNによる検索は14.5%だったという。

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