Computer Associates International(CA)は米国時間8日、第1四半期の売上高が事前の予測を下回りそうだと、投資家らに対し警告を発した。
CAは、第1四半期(6月30日締め)の売上高予想を8億3000万ドル〜8億5000万ドルに引き下げた。事前の予測値8億6500万ドル〜8億8500万ドルと比べて3%〜5%低い数値だ。一方、利益については、GAAP(Generally Accepted Accounting Principles)ベースで1株当たり5〜7セント、非GAAPベースで17〜19セントと、予想値に達する見込みだ。
この日同社の株価は、5.62%安(1ドル46セント安)の24ドル54セントまで落ち込んだが、時間外取引で0.24%(6セント)高の24ドル60セントまで戻した。
CAの最高業務責任者(COO)Jeff Clarkeは、下方修正の要因として、サービス部門の業績が振るわなかったことや、サブスクリプション形式の販売が伸びなかったことなどを挙げている。
なお、CA以外にもPeopleSoftやSiebel Systems、BMC Softwareが、今月に入って業績予測を下方修正している。
「業界全体の大きな流れを考えると、この業績は満足すべきものだろう」とClarkeは声明のなかで述べ、「幸いにも、支出をうまくコントロールした結果、利益については予想値を達成することができそうだ」と付け加えた。
さらにClarkeは、第1四半期の売上高は前年同期比で5〜8%増えそうだと述べている。
同社は7月22日に、正式に決算報告をする予定だ。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」