KDDIは、日本IBMのブレードサーバシステムIBM eServer BladeCenterを使った「専用型ホスティングサービス」の提供を2004年9月下旬に開始する。日本IBMが6月29日に明らかにしたもの。
BladeCenterは、インテルXeonプロセッサを最大2個搭載可能なブレードサーバと、サーバ格納用のきょう体で構成されるシステム。ファイバチャネルスイッチやネットワークスイッチもきょう体に内蔵できるので、ホスティングサービスなど大量のサーバを設置する際に、格納スペース削減やスマートなケーブリングが可能になるという。スイッチ類や電源、ファンなどをニ重化することで、「サーバの信頼性を高められる」(日本IBM)。
KDDIの専用型ホスティングサービスは、顧客専用のサーバ環境を整え、ほかの顧客からの影響を受けないサービスを提供する。サーバが独立しているので、顧客がそれぞれ独自のアプリケーションをインストールできるなど、自由度の高い利用が可能という。また、ブレードサーバを採用していることから単位スペース当たりの集積度を高められ、低価格で提供できる。
利用可能なOSは、Turbo Linux Appliance Server、Red Hat Enterprise Linux ES、Windows Server 2003のいずれか。
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