日本オラクルとサン・マイクロシステムズは4月27日、Oracle Database 10gとサン製品の組み合わせによる次世代データベースシステムを拡販するため、開発者向け共同プログラムを同日より順次開始すると発表した。
同プログラムは、Oracle Database 10g検証用機器の特別価格販売プログラムと技術者向けトレーニングで構成される。対象は、システムインテグレータ、独立系ソフトウェアベンダー、サービスソリューションプロバイダの開発者。
特別価格販売プログラムを利用すると、開発/検証用のサーバとストレージ製品を特別価格で購入できる。対象に含まれるサーバ製品は、Sun Fire V240、同280R、同V440、同V480。ストレージ製品は、Sun StorEdge S1、同D2、同3310、同3510FC。さらに、Oracle Database 10gのライセンスが無償提供される。例えば、Sun Fire V240(2CPU)とSun StorEdge S1(109.2Gバイト)という構成の場合、税別価格は91万500円から。
両社が提供する技術者向けトレーニングは、特別価格販売プログラムの利用者の検証/開発作業の円滑化を目的とする取り組み。2ノード構成以上のシステムを購入した顧客に無償提供する。トレーニング開始は6月中旬。シングルノード構成システムの購入者に対しては、日本オラクルがOracle Database 10gに関する基本トレーニングコースの提供を予定している。
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