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日立GST、耐久性が向上したノートPC向けHDDを発表へ

Ed Frauenheim(CNET News.com)2004年03月30日 17時50分
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 日立グローバルストレージテクノロジーズ(Hitachi Global Storage Technologies:HGST)は米国時間30日に、記憶容量40GBのノートPC向けハードディスクドライブを発表する予定だ。この新製品の特徴は、記憶容量から耐久性に重点を移し、衝撃や磨耗に強くなっている点にある。

 先頃400GBと300GBの大容量HDDを発売した同社は、この2.5インチの新製品で、急速に成長を遂げるノートPC向けハードディスク市場をリードできると期待していると、同社に近い関係筋は話している。

 同関係筋の話では、HGSTはこの製品で、記録再生ヘッドを記録媒体上に接触・退避させる際の耐衝撃性や耐久性を高めるなどの機能に重点を置いているという。この新製品は、ディスク回転速度が4200rpmで、動作時に300Gの衝撃(印加時間1000分の2秒)に耐え得るように設計されている。これは、同社の先行製品(40GB、4200rpm)が持つ耐久性の1.5倍にあたる。同製品はまた、ロード/アンロードサイクル60万回を故障なしに実現できるようにつくられている。これは前製品の2倍にあたる回数だ。

 調査会社TrendFocusのアナリスト、John Donovanによれば、競合する他社のドライブは、ロード/アンロードサイクル仕様に関してHGSTの新製品に遠く及ばないという。同氏は、この新製品の信頼性の高さがノートPCメーカーの目には魅力的に映るはずだと述べている。「このハードディスクは、防弾加工が施されていると喩えられる」(Donovan)

 ノートPC向けのハードディスクの出荷台数は、デスクトップ向けに比べて急速に成長している。TrendFocusによれば、昨年の出荷台数は、2002年から33%上昇し4400万台に達した。これに対し、デスクトップ向け出荷台数は13%増加の、1億1400万台に留まった。2003年のノートPC向け市場シェアは、HGSTが54%とトップで、これに続く第2位の東芝は27%、第3位の富士通は15%、第4位のSeagateはおよそ5%だったと、TrendFocusは述べている。

 HGSTをはじめとするハードディスクメーカーは、すでに記憶容量60GBや80GBのノートPC向け製品を製造している。しかし、「40GBが現在の売れ筋だ」とHGSTの関係筋はいう。

 Donovanもこの点に同意している。TrendFocusによると、昨年のノートPC向け市場では40GBのドライブが44%を占めていたが、今年は20GBドライブが減少するのに合わせて、40GBドライブのシェアが60%に急増するという。

 HGSTの新製品は4月に大量出荷されると見られている。新しい40GBハードディスクの価格は139ドルで、前世代の製品と変わらないと、情報筋は述べている。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。

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