日本IBM、他社製メインフレームからの移行事業で3社と協業

ニューズフロント2004年03月18日 16時16分

 日本IBMは3月18日、他社製メインフレームを対象とするレガシーマイグレーション(旧来システムの刷新)事業を加速するため、アイネス、キヤノンシステムソリューションズ、コベルコシステムの3社と協業すると発表した。今後日本IBMは、同分野で協業するパートナー企業を20社程度に増やす計画という。

 日本IBMは協業する各社に対し、他社製メインフレームに対応したコンバージョンツール(システム移行用ソフトウェア)を提供する。さらに、「当社が蓄積してきたガシーマイグレーションのノウハウをベースに、技術面でも支援する」(同社)としている。

 3社は、IBM eServer pSeries上で自社製ソリューションや移行ツールを組み合わせ、レガシーマイグレーション事業を推進する。各社の体制とソリューションの概要は以下の通り。

  • アイネス:
     150人体制。基本的なレガシーマイグレーションに加え、移行後の保守性/操作性を高めるソリューションを提供する。サーバ統合やアウトソーシングを含めた総合ソリューションも用意する。
  • キヤノンシステムソリューションズ:
     160人体制。さまざまな移行元/移行先の組み合わせが可能なマイグレーションソリューションに対応。TCO削減、システム統合、グローバル展開、2007年問題解決支援も行う。
  • コベルコシステム:
     100人体制。最新システム環境へのマイグレーションに関し、システム資産棚卸し、コンサルテーション、コンバージョン、マイグレーション後のシステムの保守運用管理を提供する。これらを統合したアウトソーシングサービスなども扱う。

日本IBMのプレスリリース

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