Dellは米国時間12日に第4四半期の決算を発表した。1月30日締めの同四半期に、同社の売上は115億ドルを記録、前年同期の97億ドルから18%の増加となった。また純利益は、前年同期の6億300万ドル(1株あたり23セント)から、7億4900万ドル(1株あたり29セント)へ増加した。この結果、1株あたり純利益でアナリストの事前の予想を1セント上回った。
Thompson First Callの調査によると、Dellは115億ドルの売上高から1株あたり28セントの利益を計上するというのがアナリストによる予想の平均だった。
Dellによると、同四半期は過去最高の結果が出ており、出荷台数、売上高、純利益、そして1株当たり利益で、それぞれ新記録を達成したという。
Dellの社長、Kevin Rollinsは声明の中で、「顧客に素晴らしい価値を提供すること、業界全体より急速に成長すること、投資家にとって魅力的な利益を確保することを同時に実現しているのはDellだけだ」と述べている。
Dellによると、同社は米国で20%以上、ヨーロッパ、中東、アフリカ、日本、そしてアジア太平洋地域では、それぞれ30%以上出荷台数を伸ばしたという。
同社のサーバ出荷台数も40%伸びている。デスクトップPCの出荷台数は21%増、そしてノートPCは40%増だった。Dellはまた、同四半期にDellブランドのプリンタを100万台近く出荷し、2003年3月からの累計出荷台数を200万台に伸ばしたことにも言及した。
一方同社では、ストレージシステムが前年比で47%、周辺機器が36%とそれぞれ売上高を伸ばした。
2004年度通期では、売上高410億ドル、純利益26億ドル(1株あたり1ドル1セント)を計上し、年間売上高600億ドルの目標にまた一歩近づいた。
今後について同社は、第1四半期には製品の出荷台数が20%以上増加し、112億ドルの売上高と1株あたり28セントの利益を達成すると予想している。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。
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