米Dellは米国時間13日、第3四半期の決算発表を行った。サーバおよびストレージシステムの販売好調で、同期の売上高は16%増となり、アナリストの予想した通りの結果となった。
同期の売上高は106億ドルで、純利益は6億7700万ドル(1株あたり26セント)。なお、前年同期には、売上高91億ドル、純利益5億6100万ドル(1株あたり21セント)だった。
米調査会社First Callのまとめたアナリストらの事前予測では、売上高105億ドル、1株あたり利益が26セントとなっていた。
同社最高経営責任者(CEO)のMichael Dellは、同四半期に関して、「顧客と投資家は長期的に、成長を続け、財政的に非常に健全な、Dellのような企業との取引から、最大の価値を得ることができる。市場はこの両面を強く要求すべきだ」と声明の中で述べている。
同四半期では、Dellが引き続き重点を置いているサーバとストレージシステムの2つが、もっとも売上に貢献した。Dellによると、これら2つの製品カテゴリーを含むエンタープライズシステムの売上は、昨年比32%増になっているという。サーバの出荷台数は同四半期に30%増加し、またストレージシステムは昨年比68%も急増していると、同社は話している。
今後について、同社は第4四半期の総出荷台数は前年同期比で25%伸び、売上高が115億ドル、1株あたりの利益は28セントになると予想している。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。
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