KDDIは1月22日、法人向けIP電話サービス「KDDI-IPフォン セントレックス」の提供を開始すると発表した。サービス開始は2月1日から。
今回提供するサービスは、既存の設備を利用することで低コストに事業所間の内線ネットワークを構築できる「セントレックス(タイプ1)」と、各事業所に設置していたPBXを廃止し、KDDIがアウトソーシングで一括管理する「セントレックス(タイプ2)」の2つ。
セントレックス(タイプ1)では、既存の音声VPNサービスや専用線などの設備との併用や、段階的なIP化にも対応する。また、KDDI-IPフォンからau携帯電話に内線番号で通話が可能で、この通話には割引料金が適用される。利用料金は、CUG(Closed User Group)利用料として初期費用1万円、月額利用料2000円、CUGに登録した内線番号による通話であるオンネット利用料として初期費用1000円/事業者番号、月額利用料400円/ch、登録した携帯電話などへの内線通話であるサブネット利用料として初期費用300円/事業者番号、月額利用料無料となっている。
セントレックス(タイプ2)では、KDDI側に設置したセントレックスサーバで内線番号を管理することで、内線接続、保留、転送、代表着信、ダイヤルイン、発番通知、グループライン、発着信規制、三者会議、ホットラインなどを提供する。利用料金は、内線サービス利用料として初期費用2000円/端末、月額利用料は1100円/端末(500端末まで)などとなっている。
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