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米オラクル、ポータル構築ツールの「プレビュー」版リリース

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 米Oracleは19日(米国時間)、Javaベースのウェブサイトポータルで稼動する標準アプリケーションを構築するための、ソフトウェアツールキットの初期バージョンをリリースした。

 同社によると、このポータル構築ツールはJava Specification Request(JSR)168およびWeb Services Remote Portlets(WSRP)という、最近決定されたJavaポータルとWebサービスの標準に準拠しているという。今回リリースされたポータルツールの初期バージョン「プレビューリリース」は、企業ユーザーにブラウザ経由で情報提供する、Oracleのポータルサーバソフトウェアで動作する。

 企業では通常、売上・注文管理システムなど、複数のアプリケーションのデータを1つにまとめ、単一のウェブブラウザインターフェースで提示する際に、企業ポータルソフトウェアを使用している。

 Java標準のJSRは、さまざまなプロバイダのJavaサーバソフトウェア上で、ポータルアプリケーションを稼動させるための標準。また、WSRPガイドラインに則ったアプリケーションは、XML(拡張マークアップ言語)でフォーマットされたデータを用いて、ネットワーク内のさまざまなアプリケーションと情報を共有する。WSRP仕様の開発と管理は、Organization for the Advancement of Structured Information Standards(OASIS)が行なっている。

 Oracleのツールキットは2つのコンポーネントで構成されている。ポータルアプリケーションを起動する「portlet container」は、OracleのApprication Serverへのアドオンとなるもので、JSR 168標準に準拠している。また「portlet wizard」は、OracleのJDeveloperプログラミングツールと連動して、ポートレットの構築にかかる時間を短縮する。

 Oracleがこうした標準をサポートすることにより、ポータル間の相互運用性が保証され、ソフトウェアを保守しやすくなるだろう、と同社は述べている。米IBMや米BEA Systems、米Sun Microsystemsなども標準ベースのJavaサーバソフトウェアを提供しており、Oracleはこれらの企業と競合している。

 Oracleのポータルおよびホスティング型ツール担当バイスプレジデント、Marco Tilliは声明のなかで、「我々の新ポートレット開発・テストツールによって、開発者はさらに幅広い利用者層にアプリケーションやコンテンツを配信できるようになる。また顧客は、自分の企業ポータルを構築・保守しやすくなる」と述べている。

 Oracleのポータルツールのプレビューリリースは、同社のウェブサイトからダウンロードできる。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。

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