経済産業省と独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)は31日、共通基準承認アレンジメント(CCRA:Common Criteria Recognition Arrangement)に加盟したと発表した。これにより、IT関連製品の安全性評価制度に関して欧米諸国との相互承認を行える体制が確立した。
CCRAは1998年に創設された制度。1996年6月にISO/IEC15408として国際標準化された安全性評価基準に基づいて欧米で開始された。日本では、2001年4月にNITEによって運営されている。
CCRAによって各国で認証された製品は約150品目。日本企業が欧米の政策実施機関に評価を依頼した製品も10数品目含まれている。今後は、日本国内で認証された製品も、自動的にCCRA加盟18カ国の政府調達基準などを満たすことになる。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力