米SanDiskは5月29日、携帯電話向けメモリーカード「miniSDカード」を日本で先行販売したと発表した。価格はオープンだが、参考価格は2800円前後としている。家電量販店など、全国の小売店で販売する。
同miniSDカードは、幅2.0×奥行き21.5×厚さ1.4mm、重量約1.0g。記憶容量が32Mバイトのタイプで、既存のSDカードスロットにも対応する専用アダプタとセットで販売する。
同社の日本法人はすでに16MバイトタイプのminiSDカードを、NTTドコモの携帯電話機「505iシリーズ」数機種への同梱用としてOEM供給しているが、「今回の製品の販売開始によって、これらの携帯電話ユーザーは、より大容量のカードを手軽に購入することが可能になった」(同社)。
なお、同社では256Mバイトまでの大容量ラインアップについて、今年後半から来年はじめにかけて随時発売していく予定という。
メモリーカードのサイズは、新型携帯電話機が多機能性とコンパクト性を両立する上で重要な問題。miniSDカードは従来のSDカードに比べ、表面積が約40%、体積が約60%小型で、専用アダプタを利用することで既存のSDカードスロットとの互換性を持つ。また、著作権保護機能なども従来のSDカードと同様の性能を持つ。
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