NTTドコモは4月8日、iモード対応携帯電話機の新シリーズ「ムーバ505i」を発表した。現在、 D505i(三菱電機)、F505i(富士通)、N505i(NEC)、P505i(パナソニック)、SH505i(シャープ)、SO505i(ソニー・エリクソン)の6機種を開発中で、今後3〜4カ月の間に順次発売するという。
発表した端末はすべての機種でカメラを搭載する。F505i、SO505i、SH505iでは100万画素以上の撮像素子を搭載、写真の高画質化でカメラ付き携帯電話機の用途拡大を狙っている。このうち、SO505iは、130万画素のカメラを搭載し、液晶部分を回転させ折り畳む機構を採用するなど、カメラの性能/操作性を重視した製品に仕上げている。
ムーバ505iは、全機種でMacromedia Flashを搭載し、iモードサイト上で絵や音を利用したアニメーション表現が可能になる。また、従来の「iアプリ」サービスを機能強化した「iアプリDX」に対応する。同サービスでは、電話帳データなど、携帯電話本体に登録したデータを利用したり、メールと連動できるようになる。
iアプリのコンテンツは、ソフト保存領域(JAR)が最大30Kバイトとこれまでと同じになるが、データ記憶領域(スクラッチパッド)は、504i/504iSシリーズの最大100Kバイトの2倍の最大200Kバイトとなる。同様に、ブラウザ画面1ページと着信メロディのダウンロードの最大サイズを、これまでの10Kバイトから20Kバイトに拡大している。
また全機種に外部メモリスロットを装備しており、メモリースティックDuoやminiSDメモリーカードを使った、撮影データのバックアップやプリンタ出力が可能となる。
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