Research in Motion(RIM)は7月12日の週、同社の新しいモバイルOSとなる「BlackBerry 6」に関するさらなる情報を公開した。BlackBerry 6は第3四半期中にリリースされる予定であるが、古参のスマートフォンメーカーである同社の動きとしては遅きに失しているかもしれない。
今週発表された新たな調査結果によると、RIMは二重苦を背負っているとも言うべき状態になっている:BlackBerryを購入する予定だと答えた人の数が減少しているうえに、BlackBerryに対する顧客満足度は急激な落ち込みを見せている。こういった結果は、2007年にJ.D. Power and Associatesによって実施された調査J.D. Power and Associatesによって実施された調査において、BlackBerryが顧客満足度第1位に輝いていたことを考えると、同社にとって受け入れ難いものだろう。なお2007年は、Appleが市場にiPhoneを投入した年でもある。
BlackBerryは米国のスマートフォン市場において総合的に見れば1位を維持している。とは言うものの、その勢いはiPhoneや、GoogleのAndroidを搭載した端末といった、タッチスクリーンを備えたデバイスに大きく削がれている。こういった対抗デバイスは使いやすく、ウェブ閲覧もより快適に行えるうえ、サードパーティー製のアプリケーションも充実しているのである。
RIMはこういった製品との戦いに備えるために、上述した点をBlackBerry 6で強化することになるわけだ。まずは、RIMがリリースしたBlackBerry 6の最新デモ動画を視聴し、この新OSによってどれほど競合製品との差が縮められるのかを判断してほしい。そのうえで、BlackBerry 6で注目すべき6つの新機能に関する以下の解説を読んでもらいたい。
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