Q3-?.iPhoneの購入意向
11日に日本で発売された「iPhone」を購入するか尋ねたところ、「購入する予定はない」が67.2%と圧倒的に多く、次いで「購入するかしないかは半々位である」が14.4%となった。iPhoneの購入を検討するユーザー(「発売後すぐに購入を検討している」と「購入しようと検討している」「購入するかしないかは半々位である」を合計した数値)は22.0%おり、今後の発売時のメディア露出具合によっては、連鎖的にユーザーの購入意向が高まるのではないかと考えられる。
Q3-?.apple社製品所有ユーザーのiPhone購入意向
Q2でApple社製品を所有していると回答したユーザー127人のiPhone購入意向については、「購入する予定はない」が49.6%と最も多かったが、「購入するかしないかは半々位である」が32.3%と購入を検討するユーザーは48.1%と非常に多いことが伺える。一度Apple社製品を利用してみると、デザイン性や機能性の高さにより、リピートしたくなるユーザーが多いのではないだろうか。
Q3-?.ケータイキャリア別のiPhone購入意向
Q1で回答した現在メインで利用しているケータイのキャリア別にiPhone購入意向を尋ねたところ、どのキャリアも突出した大きな違いは見られなかった。しかし、購入しようと検討しているユーザーは、Softbankが10.7%、NTTドコモが6.4%となり、「購入するかしないかは半々位である」はNTTドコモが17.3%、Softbankが16.5%と続いた。
Softbankユーザー以外で他キャリアからの購入を検討しているユーザーがいる理由として、月額通信料金が7,280円と比較的低料金であることが言えるだろう。(参照:iPhone、月額通信料金は7280円からに--ソフトバンクモバイルが発表(CNET Japan))
また、ヤフーはiPhone 3Gに最適化した「Yahoo! JAPAN」を7月10日に公開しており、既存のケータイには見られない高度なサービスに対してユーザーが魅力を感じていると考えられる。(参照:ヤフー、iPhone 3G向けに100以上のサービスを最適化(CNET Japan))
上記のようなことが一因となり、ユーザーはキャリアを移行をするのではなく、2台目としてiPhoneを購入しやすいのではないだろうか。
今回の調査結果から発売された現時点では、圧倒的な加入意向がそれ程見られないが、今後定期的に調査を実施し、ユーザーのiPhoneに対する意識の変化を探っていきたい。
本調査は、ボーダーズが保有するリサーチ会員に対して行った調査となっております。あくまでも指標となるものですので、参考データとしてご活用下さい。業種や取り扱っている商品、またユーザーの属性によっても調査結果は大きく異なると考えられます。より詳細な業界動向や、ターゲット層に合わせたリサーチにご興味をお持ちの方は、リサーチアウトソーシングサービスをご活用ください。
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調査対象者:20歳〜59歳の男女
サンプル数:500
調査期間:2008年7月1日〜2008年7月3日
調査方法:インターネットリサーチ
調査機関:ボーダーズ
本調査結果の単純集計を無料でご提供させていただきます。アンケート回収データ・クロス集計サービス・レポートは有料にてご購入いただけます。 調査や有料サービスをご検討の方はお気軽にお問合わせください。
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